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ブレーキパッドは種類が多くて、正直どれを選べばいいのか迷いやすい。俺ならまず、街乗りが中心なのか、同じ車で走行会にも行くのかを分けて考える。
普段の使いやすさも大事だし、ホイールの汚れや交換費用も気になる。耐熱温度の数字だけで決めるより、どこにお金をかけたいかをはっきりさせたいと思う。
この記事では、メーカーが公開する仕様を基に8種類を比較し、マツ目線で良いところ・気になるところを整理しました。用途別に候補を絞るための選び方です。
俺なら、この3つの使い方から選ぶ
- 街乗りが中心:費用も見るならES、低ダストを重視するならSSM PLUS。
- 街乗りと走行会を兼用:Z・MX72・Formula 700Cを、用途と前後総額で比較。
- スポーツ走行の比重が高い:HC+、ミニサーキットならMC2・MC3も検討。
これは仕様からの選び分けです。実車への適合や、走るコースに必要な性能まで、商品名だけで決まるわけではありません。
ブレーキパッド選びで先に決めたい3つのこと
1.普段乗りをどこまで重視するか
通勤や買い物にも使う車なら、毎日付き合う部分も大事。低ダストを重視したいのか、走行会にも対応する製品が必要なのかを先に決めたい。
街乗り中心のSSM PLUSと、街乗りからサーキットまでを対象にするMX72では、メーカーが想定する使い方が違います。同じメーカーでも用途を確認して選びます。 SSM PLUSの用途 / MX72の用途
2.鳴きやダストをどこまで許容するか
スポーツ向けパッドでは、純正と比べて音やダスト、摩耗が気になる場合があります。効きのことだけで決めず、普段の手入れや交換費用も含めて考えたい。
ただ、音鳴きは銘柄だけで決まるものではありません。DIXCELも複数の要因が関わると説明しています。「このパッドなら絶対鳴かない」という選び方はしないほうがいい。 DIXCELの使用上の注意 / 音鳴きについての公式FAQ
3.パッド本体だけでなく、交換費用の総額を見る
俺ならフロント+リア+送料+工賃で比較する。ローターやフルードも交換するなら、その費用も足す。安く見える商品がフロントだけ、ということもあるので、左右セットなのか、前後セットなのかまで見ておきたい。
街乗り・サーキット向けブレーキパッド8種類を比較
下の温度はメーカー公表値です。数値の大きさだけで優劣を付けず、想定用途とセットで確認してください。スマホでは表を横に動かせます。
| 商品 | 用途の目安 | 公表温度域 | 選ぶときに見る点 |
|---|---|---|---|
| DIXCEL Zタイプ | 街乗りと走行会の兼用 | 0〜850℃ | 低ダスト最優先なら別の用途区分も見る |
| ACRE Formula 700C | 街乗りも考えたスポーツ用途 | 常温〜700℃ | 車種ごとの前後総額を確認 |
| ENDLESS MX72 | 普段乗りを重視する走行会ユーザー | 50〜700℃ | MX72 PLUSなど別製品との混同 |
| Project μ TYPE HC+ | 効きと操作性を重視したスポーツ用途 | 0〜800℃ | 摩擦係数だけで他社と順位を付けない |
| WinmaX MC2 | ミニサーキット | 常温〜700℃ | 初期の効き方と操作の好みを確認 |
| WinmaX MC3 | MCシリーズで耐熱性を重視 | 常温〜750℃ | MC2との差を使用条件に照らす |
| DIXCEL ESタイプ | 街乗り・ワインディング中心 | 0〜600℃ | 走行会で使うなら条件を個別確認 |
| ENDLESS SSM PLUS | 低ダストを重視した街乗り | 0〜550℃ | メーカー想定は街乗り〜ワインディング |
仕様確認日:2026年9月16日。上限温度は、その温度でどんな車でも連続走行できるという保証ではありません。摩擦係数も試験条件をそろえずに他社と比較できないため、この表では順位付けに使っていません。 WinmaXの試験値に関する注記
それぞれの良いところ・気になるところ
1.DIXCEL Zタイプ|街乗りも走行会も、1セットで考えるなら
DIXCELはZタイプを、低温から高温まで使うストリート・サーキット向けと案内。ハイグリップラジアルとの組み合わせも想定しています。 メーカー公式仕様
- 良いところ:普段乗りと走行会の両方を対象にしているところ。俺なら、走行会のたびにパッドを替えたくない場合に、まず比較へ入れる。
- 気になるところ:850℃という数字だけで、ほかの製品より必ず優れているとは決められない。日常の鳴きやホイール汚れをどこまで許容できるかも考えたい。
2.ACRE Formula 700C|費用と普段の使いやすさを一緒に考えたい
ACREは、街乗りでの操作性と中高温域の制動を両立させる設計として紹介しています。材質はカーボングラファイトメタリックです。 メーカー公式仕様
- 良いところ:サーキット向けの候補を探しつつ、普段の操作のしやすさも重視できるところ。価格を比較するときにも候補へ入れたい。
- 気になるところ:どの車でも最安とは限らない。フロントだけの価格で判断せず、リア・送料・工賃を足した金額で見る。初めての走行会でも、車両やコースに合うかは確認したい。
3.ENDLESS MX72|日常でも使う車で、走行会を楽しみたい
ENDLESSが、街乗りでの利用も重視する走行会ユーザーに向けているモデル。材質はセラミックカーボンメタルです。 メーカー公式仕様
- 良いところ:メーカーが想定する使い方が分かりやすい。普段は通勤や買い物、休日に走行会という条件なら、俺ならZタイプと並べて検討する。
- 気になるところ:MX72とMX72 PLUSは別の商品。「エンドレスのパッド」という名前だけで注文せず、商品名と品番を確認する。温度域の下限だけで街乗り不可と判断するのも早い。
4.Project μ TYPE HC+|効きとコントロール性の両方を見たい
Project μは、幅広い温度での制動とコントロールを重視するモデルとして紹介。スーパーグラファイトメタリック材を採用しています。 メーカー公式仕様
- 良いところ:効きだけでなく、操作のしやすさも重視しているところ。スポーツ走行用の候補として、ZやMX72と用途を照らし合わせたい。
- 気になるところ:公表された摩擦係数だけを見て「これが一番止まる」とは決めない。取り付け後の慣らしや、ローターなど周辺部品の状態も大事です。
5.WinmaX MC2|ミニサーキットを軸に選ぶなら
WinmaXのMCシリーズは、ミニサーキットでの使用条件を想定。MC2は効きと、ペダルを戻すときの調整しやすさを両立させるモデルです。 メーカー公式仕様
- 良いところ:使う場所がミニサーキット中心なら、選ぶ理由をはっきりさせやすいところ。
- 気になるところ:MC3の数字が大きいから上位互換、と決めない。MC2の特性が自分の使い方に合うかを先に考えたい。
6.WinmaX MC3|周回時の熱負荷を重視するなら
MC3は、MCシリーズ内で制動と耐熱性を重視するモデル。メーカーは高温で周回を重ねる条件への対応を特徴としています。 メーカー公式仕様
- 良いところ:MC2と比べてどの方向の性能を重視した製品かが分かりやすい。
- 気になるところ:車が重いという理由だけで適合を決めるのは避けたい。コースやタイヤ、ブレーキの仕様も伝えて、ショップに相談して選ぶ。
7.DIXCEL ESタイプ|街乗り中心で、交換費用も抑えたい
DIXCELはESを、街乗りやワインディングでのスポーツ用途に向けた入門モデルとして案内しています。材質はNAOです。 メーカー公式仕様
- 良いところ:普段使いを中心に、パッド交換の予算を考えやすいところ。街乗りメインなら、いきなり高価なモデルを選ぶ前に比較しておきたい。
- 気になるところ:俺なら、連続周回が主目的の場合はZなどの候補も先に調べる。ESの温度表示だけで、その日の走行会に十分だとは判断しない。
8.ENDLESS SSM PLUS|ホイール汚れと日常の使いやすさを優先
ENDLESSが低ダストと街乗りでの操作性を重視するモデル。メーカーの想定範囲はストリートからワインディングです。 メーカー公式仕様
- 良いところ:ホイールをきれいに保ちたい人や、普段の快適さを重視する人には選ぶ理由がある。街乗りのために選ぶなら、こういう方向も大事だと思う。
- 気になるところ:俺ならサーキットの連続周回用には選ばない。走行会も予定しているなら、同じENDLESSでもMX72など、サーキットを想定した製品から検討する。
ZとMX72で迷うなら、どこを見る?
この2つは、どちらも街乗りとサーキットを想定した製品。俺なら「850℃と700℃だからZ」とは決めず、適合する品番の価格、普段の用途、走る場所を伝えて比較する。
Zはハイグリップラジアルとの組み合わせを掲げ、MX72は普段乗りも重視する走行会ユーザーに向けています。メーカーの説明から候補を絞り、どちらが自分の車に合うかを確認したい。 Zの公式説明 / MX72の公式説明
費用の差も気になるならFormula 700Cを同じ条件で見積もる。パッドだけの最安値を追うより、交換後も維持できる金額で選ぶほうが納得しやすいと思う。
車種型式からブレーキパッドを探す
車種別の検索リンクをまとめました。これは商品を探す入口です。年式・グレード・キャリパー仕様・前後の品番をメーカー適合表で確認してから購入してください。キャリパーを変更している車は、車検証の型式だけでは選べません。
| 車種 | 型式 | Yahoo!ショッピング検索 |
|---|---|---|
| トヨタ 86 | ZN6 | ZN6用を探す |
| スバル BRZ | ZC6 | ZC6用を探す |
| スズキ スイフトスポーツ | ZC33S | ZC33S用を探す |
| マツダ ロードスター | ND5RC | ND5RC用を探す |
| ホンダ インテグラ タイプR | DC2 | DC2用を探す |
| ホンダ シビック タイプR | FD2 | FD2用を探す |
| ホンダ シビック タイプR | FK8 | FK8用を探す |
| スバル インプレッサ WRX STI | GRB | GRB用を探す |
| スバル WRX STI | VAB | VAB用を探す |
| 三菱 ランサーエボリューション | CT9A | CT9A用を探す |
| 三菱 ランサーエボリューションX | CZ4A | CZ4A用を探す |
| マツダスピードアクセラ | BK3P | BK3P用を探す |
注文前・走行前に確認しておきたいこと
- 適合:年式、グレード、キャリパー、前後の品番を確認。分からない場合は購入先に照合してもらう。
- 数量:フロント用・リア用・前後セットを確認。同じ車軸の左右はセットで交換する。
- 前後の組み合わせ:別銘柄を組み合わせたい場合は、車両を見られる整備工場へ相談する。
- ローターとパッドの状態:残量、偏った減り方、段付きや亀裂を点検してもらう。
- フルードと周辺部品:車両の指定に合うフルードを使い、交換時期やブレーキラインも確認する。
- 交換後の慣らし:装着直後から強いブレーキを繰り返さず、メーカー指定の手順に従う。
適合・数量の確認:DIXCEL公式FAQ。点検・交換後の扱い:DIXCEL使用上の注意。取り付け・点検は整備工場へ相談してください。
よくある疑問
鳴きが出たら、パッド選びに失敗した?
音だけでは判断できません。パッド以外の状態も関わるので、交換時期や音が出る条件を整理して購入先へ相談します。効きの低下や振動もある場合は、使い続けず点検を受けてください。 メーカーの音鳴き・ジャダーに関する案内
前だけ交換してもいい?
同じ車軸の左右は同時交換が基本です。前後とも交換が必要かは残量や状態によります。銘柄を変えるなら、リアとの組み合わせも確認して決めたい。 左右同時交換についてのメーカー案内
ダストが少ないパッドなら、走行会でも使いやすい?
ホイール汚れの少なさと、サーキットへの対応は別に確認します。たとえばSSM PLUSは、メーカーが街乗りからワインディング向けとしている製品。俺なら低ダストだけを理由に走行会用へ選びません。 SSM PLUS公式仕様
まとめ|普段の使い方から候補を絞りたい
俺なら、街乗り中心はESやSSM PLUS、走行会との兼用はZ・MX72・Formula 700Cから比較する。スポーツ走行の比重が高いならHC+、ミニサーキットを軸にするならMC2・MC3も見る。
そのうえで適合、前後を含めた費用、音や汚れへの許容度を確認する。高いパッドを選ぶことより、自分の車と使い方に合う理由があることを大事にしたい。
タイヤも合わせて考えるならハイグリップタイヤの比較記事、走行前の準備はサーキット走行の持ち物チェックリストへ。オイルについては、86・DC2で使ったHPS 5W-30の話とオイル比較もまとめています。
一般道は交通法規に従って走行し、スポーツ走行はサーキットなど管理された場所で行ってください。商品仕様・価格・適合は変更される場合があるため、購入前にメーカーと販売店の情報を確認してください。


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